自分の命が輝く場所を見つけよう。それが世間や家族に理解されなくても。
楽しみにしていた作品、【コンビニ人間】。
雑誌の形で読みたくて、図書館で予約。
待ち遠しく思っていたから
読み始めたら時間を忘れて、あっという間に読了。
自分の生きる場所を見つける、その一部となり命が輝く。
その場所が”どこか”。
それに気づくことが、自分を活かす人生の第一歩なのかもしれない。
たとえ、
家族や世間に
理解されなくても。
私も10代の頃、コンビニでアルバイトをしていた。
その時の記憶は、どんよりとした惨めさで塗りつぶされているけれど、
この物語の主人公にとって《コンビニ》は、
かけがえのない場所なんだな。
誰もが目にしたことがあるだろう《コンビニ》を舞台に
ここまで【生きざま】を描けるなんて。
本当に素晴らしい。
自分が活きる場所=生きる場所。
主人公に自分を重ねて、そう感じた作品だった。
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